和歌山県岩出市にあるSL機関車が見られる公園です。
展示されているのは通称「デゴイチ」と呼ばれる「D51-930」というD51型蒸気機関車です。
D51型蒸気機関車は、おもに貨物用として昭和11年から日本国有鉄道で最多の1115両が製造され、 「デゴイチ」の愛称で人びとに親しまれました。
根来SL公園で展示保存しているD51-930号機は、昭和18年11月30日に誕生以来東海道本線、北陸本線、中央本線で活躍し、昭和47年11月6日に紀勢本線でその任務を終えるまでに140万4453.2キロメートルを走行しました。
現役を退いた930号機は、昭和48年2月7日から海南市みなと公園で静態保存され、その後、公園閉鎖のため一時仮保管を経て、平成15年5月17日に岩出市の現設置場所に移転。平成15年9月13日から「根来SL公園」として一般公開されています。
公式サイトより
初めて行ったときは道の駅で休憩しようと思って立ち寄ったら、前の道にSL公園という看板があったのでどこだろうと思って、道の駅から探して歩いて行ったら、機関車を発見した感じでした。
初めての言葉が電車だった息子が道中車の中で昼寝していたので、無理矢理起こすと、起きた瞬間機嫌悪かったはずなのに、外に出した瞬間、目が輝いて面白かったです。
園内詳細
道の駅「ねごろ歴史の丘」の北側の丘の上に「(株)赤井工作所」という会社があり、その敷地内に蒸気機関車が展示されています。見晴らしも良いです。
砂利の上に線路があり、その上に機関車が展示されています。
中央部分に傾斜の急な階段(小さい子は登りにくいです)があり、機関車の中に入ることが出来ます。
運転席にあたる部分で、左右に椅子があり、片側にはハンドルなどもそのまま残っています。後ろ部分は石炭を入れる場所で、中を覗くことが出来ます。レバーを引くと音も鳴ります。
平日は(株)赤井工作所で受付が必要です。SLに登ったり触れたりは禁止です。
日曜日・祝日は保存会の方の案内で、触れたり中に入ったり出来ます。
フレンドリーな年配のスタッフさんが、SLの説明や関連話をしてくれます。
日祝は(株)赤井工作所は閉まっています。
汽車しかないので、滞在時間は長くて1時間程度です。少し見るだけなら15分もあれば充分です。
この近くを通った際に、道の駅で休憩するついでに寄るのが良いと思います。
トイレ、ごみ箱、水道はありませんが、ベンチはあります。
駐車場・アクセス
公式サイトでは道の駅「ねごろ歴史の丘」の無料駐車場(徒歩3分)に停めるよう案内されていますが、赤井工作所の敷地内(徒歩5秒)にも無料駐車場があります。
坂がややきつい丘の上にあるので、赤井工作所の敷地内に停める方がいいです。
近隣施設
- 道の駅「ねごろ歴史の丘」…食堂、売店、カフェなど
- 若もの広場
- 根來寺遺跡
- ねごろ歴史資料館
- 旧和歌山県議会議事堂(一乗閣)
- 根来総合運動場テニスコート
- 根来総合運動広場サッカー場
- ローソン 岩出根来インター店
- 岩出市立 岩出図書館
- 根來寺の庭園
- もみじ谷公園
- 岩出市民俗資料館
総評
(4.5 / 5)無料でSLに乗れます!電車好きのお子さんは大喜び間違いなしです!
基本情報
営業時間:10:00~16:00
休園日:土曜日、お盆及び年末年始
公式HP:https://www.city.iwade.lg.jp/toshikeikaku/park/sl-park/
https://e-akai.jp/negoro_sl/
アクセス:京奈和自動車道「岩出根来I.C」すぐ、
岩出市巡回バス「ねごろ歴史の丘」すぐ、「根来寺大門前」徒歩5分、
各種路面バスあり「ねごろ歴史の丘」すぐ
住所:〒649-6202 和歌山県岩出市根来2347-213